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2025年 2月 2日 福澤から受験生へ直前のメッセージ
こんにちは!八千代台校担任助手の福澤です。
いよいよ試験本番まで残り日数が少なくなってきました。もうすでに試験が始まっているよという人もいるかと思います。そこで今回は福澤から受験生へ直前のメッセージを送りたいと思います。
まず受験生の皆さん、ここまでよく頑張ることが出来ました。ここ1年間全く遊べなくて辛い思いをした人も、案外受験勉強が楽しかったという人もいると思います。どちらの人も本当にここまでよく頑張ったと思います。
しかし油断は禁物です。最後の数日は何をしても変わらないよと感じてしまう人もいるかもしれません。最後まで決して手を抜かないようにしてください。
その理由は、現役生の学力は最後の1日まで伸びるからです。この「学力は最後の1日まで伸びる」というのは予備校ではよく言われるものではあると思いますが、これは受験生を最後まで鼓舞するフレーズなどではなく事実であり、そして最後まで手を抜いてはいけない理由としてこのことを挙げるのは「あなた」が最後まで伸びるというだけでなく「周り」も最後まで伸びるからです。
なぜ最後の1日まで伸びるのか。それは学習の進度が遅かった層が知識をつけることで一気に点数を上げてくるからです。理系教科で考えると分かりやすいのですが、例えば数学は論理的思考力+知識の二つの要素が非常に重要です。なので、学習の進度が遅いと後者の知識が不足しているため点数につなげることが出来ません。しかし前者の論理的思考力が予め備わっている人の場合、直前で知識を得ることが出来れば一気に点数を伸ばしてきます。勿論他にも要因はあると思いますが、このことが「学力は最後の1日まで伸びる」と言われる原理だと私は考えます。
(同じ理由で浪人生は現役生にあっという間に抜かされることが多いです)
一方、東進に通っている生徒や中高一貫校の生徒はカリキュラムによって進度が基本的に早く、早い時期から点数に繋げることができます。しかし既に高い点数を取っているからといって油断しているとたちまちライバルに抜かされてしまうということはよくあります。従って、模試などで一見合格者平均点と差をつけているように見えても本番は僅差になっていることが多いです。
以上が私が最後の1日まで手を抜かないようにしようと言う理由です。上記では既に余裕がある人の目線で話しましたが、逆もまた然りです。あと数日しかないかもしれませんが、結果は最後の1日までわかりません。ちなみに最後の数日は公式の暗記や知識の確認をおすすめします。前述の通り、直前期は知識量で得点を稼ぐことができます。理系で公式嫌いの皆さんは公式暗記を嫌がるかもしれませんが、公式を覚えることで圧倒的に解くスピードが上がり、時間との戦いである試験では合否を分けます。
さて最後に、もしこのブログを今日読んでいる受験生の人がいたら今すぐ勉強に戻りましょう。スマホを弄っている場合ではないですよ!この瞬間にも周りは追い上げ、または差をつけようとしています。それと友達と話す時間が多い人も、その行為は友達も自分も足を引っ張りあっている状態ですのでやめましょう。試験直前で不安になる気持ちはよく分かりますが、それは勉強に没頭することで打ち消しましょう。もし悩み事があれば東進のスタッフなどに相談してくださいね。私たちは最後まで応援しています。合格を勝ち取りましょう!