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2019年 12月 23日 【受験直前の受験生直前のメッセージ①】須田は国語をどう対処したか?
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こんにちは!
今月2回目の更新、須田です!
今回は、須田から、
受験生へ受験直前のメッセージを、
ここに、述べさせてもらいたいと、思います!
今までの二人が、点数を伸ばしたエピソードを語ってくれたので、
自分もその点について話してから、
自分なりにテーマを決めて話していきたいと思います。
まず、得点を伸ばしたエピソードです
須田は国語が最後非常に伸びました。
自分がセンター利用入試で合格を獲得することを望んでいた大学の
ボーダー得点率は87%でしたが、
12月模試では総合で70%程の得点しか取れず、相当焦りました。
特に国語は最後の最後まで苦手科目で、
12月の模試は約4割しか得点できず、
目標点から非常に後退した結果になりました。
これではまずい、と思った自分は、
一番穴になっている国語の得点補強に取り掛かりました。
国語は、大学入試の科目の中でも、一二を争うほど伸ばし方が
分かりにくい科目といってもよいので、
何から手を付けたらいいかわからず、途方に暮れました。
おそらく、そういう受験生も多いかと思います。
右も左も分からない中、自分が実践した勉強は、
過去問の2周目です。
過去問2周目を実践した理由をお話しします。
国語、特に自分の苦手な現代文において
(国語だけではないですが)大事なのは、
なぜ、その答えになるのかをとことん突き詰めることです。
特に現代文のような暗記が少ない科目では、
やるべきことが明確化されていないので、
何を覚えるor詰め込めば、点が取れるというのが特にありません。
現代文では筆者が論を展開する法則をインプットし、
問題演習でアウトプットしていく、というのが王道になります。
「しかし」「ところが」などが逆接、「つまり」「すなわち」は言い換え、といった具合に、です。
そんなわけで、自分は、現代文は演習数に比例して得点が伸びていくだろうという
希望的観測のもと、次から次へと新しい問題に手を付け、自分の勉強方法に誤謬があるなどとは思わずに勉強をつづけました。
でも、点はいつまでも停滞、読みやすい文章なら点を取れ、そうでなければ点数は落ち込む、
そんな状態が続いていましたし、こんな状態の方ももしかしたらいるのではないのでしょうか?
そこで、皆さんにおすすめしたいのが、過去問の2周目です。
過去問の2周目をやっても、答えを覚えているから、
意味ないんじゃないか、そう思う人もいるかもしれません。
確かに、その気持ちはわかります。
ただ、答えが分かるからこそ、
やってほしいこと、やる余裕のあることが生まれる事実も、
見逃すべきではありません。
現代文はさきほど申し上げたように、
何かを丸暗記すれば、知識量に比例して伸びていく暗記科目とは違い、
限られた公式を運用し、筆者の伝えんとしていることを、
論理的に読み解いていく、数学と類似点のある科目でもあります。
その現代文において大事なのは、
もちろん難解なテーマや語彙、漢字のインプットなどの知識は大事ですが、
何を覚えているか(= what )ではなく、どう解くのか(=how)を追求することです
問題の答えを覚えていても、なぜその問題の答えがその答えであるのかを
突き詰めて考えることや、自分の言葉で説明することが出来なければ、
本番で初見の問題に遭遇して得点することができません。
2周目では、答えを導き出そうとしなくても、
ある程度なら答えを覚えているので、
なぜその答えになるのかをとことん考えるきっかけ作りになります。
自分は、各問題で受講で培った、筆者が論を展開する公式を使って、
なぜ、ある問題の答えがその答えになるのか、必死で考えました。
「これはなぜ?」と脳内で最低3回は問うて、
現代文の問題を解く上で大切な、howの力を付けました。
そして最後に、大問別演習で初見問題を解いて、
その力がいかんなく発揮されるかを検証し、
本番に臨んだところ、国語の点数は84点から155点まで伸びました。
考えすぎて時間制限に悩まされましたが、最後の最後で、
英語、世界史共に自己最高得点をたたき出し、センターを終えました。
今までの2人とメッセージが最終的に被ってしまうので、
自分の回は、どうやって勉強したのか、その方法を、
具体的に書こうと思い、このような内容になりました。
一度解いたものを復習だけして、「解き捨ててる」人多いんじゃないでしょうか?
自分的には、それはものすごくもったいないです。
何も発見が無いと決めつけて、2周目をしないうちは何も発見はありません、
なぜなら発見に繋がることをしていないからです。
2周目で、特にhowの力が問われる科目は、
力を付けるのをオススメします。
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